営業全体がワクワクできる目標が出来たら、各業務を誰に任せるのかを決めます。
目標を先に決める理由は、各業務に対して積極的に取り組んでほしいからですが、当然のことながら「そんな仕事はやりたくない」という意見も出るでしょう。
営業の業務を分割して、一部の業務だけやる人がいない、分解したのに営業マンがやることが結局のところ変わらないのでは、技術を売る技術の仕組みを構築することは出来ません。
また、一部の人に業務が集中しても意味がありません。
「仕事」に「人」をつける
業務を任せるにあたり、「人」を「仕事」に紐付けるという考え方は捨ててください。全員で決めた目標に向かって、分解した「仕事」をどの「人」が担当するかを決めていきます。
各自の希望を聞きつつ全体の作業分担を決めていくとよいでしょう。
分担の初期は、その業務を中心的に担当してもらいますが、その業務を何度も何度も繰り返しやることで上達が進み営業全体ととして高いパフォーマンスが出るようになれば、他の業務も担当していくようにキャリアプランを作っていきましょう。
誰もやりたがらない業務はどうするのか
分解した業務で誰もやりたがらない業務が出ることもあるでしょう。
特にお客様へのアポイント業務は、精神的なタフさを求められます。
新卒にテレアポを任せる方法もありますが、アポイント業務を外注化することも出来ます。特に展示会の後に集まった大量の名刺に対してまとめて電話をかける場合などには、有効な方法です。