花粉症を話のネタにする

いよいよ花粉症の時期になってきました。

症状は、人それぞれかと思いますが、私の場合、目のかゆみと鼻づまりですね。

この時期、お客様に初めてお会いするときに必ず最初に

「花粉症で鼻声になってしまい、お聞き苦しいところがあったらすいません」

とお話しします。

ひとつのアイスブレイクですね。

アイスブレイクの重要性については、拙著の「社会人1年目からの1歩差がつく 営業マル秘セオリー」をご覧いただくとして、意外なことにアイスブレイクがやらない営業幹部が多いですね。

社会人1年目からの1歩差がつく 営業マル秘セオリー (「やるじゃん。」ブックス)
社会人1年目からの1歩差がつく 営業マル秘セオリー (「やるじゃん。」ブックス)

コミュニケーションをとりやすい雰囲気を作るのが、アイスブレイクの基本です。

私の場合、自分の花粉症をネタにするのには、失敗談がいくつもあるからです。

「真剣に話を聞いていたら、ノートに鼻水を垂らしてしまった」

「商談中にくしゃみが止まらなかった」

「薬を飲んだら眠くなり電車で寝過ごした」

花粉症で悩んでいる人なら、ひとつやふたつは、こうしたエピソードを持っているはずです。

人は、自慢話よりもこうした失敗談の方が聞いてもらいやすいです。

こうした話で商談を始めると話しやすいですね。

アイスブレイクは、簡単に身につくものではないのではありません。

部下や新人と同行する場合は、率先してこうした基本を見せるのが、経営者や営業の責任者の腕の見せ所です。