技術営業と昼食の関係

経営者の知人の中には、最近、お昼をなるべく食べないようにしている人が増えました。技術営業戦略コンサルタントとなったいまは、経営者の多くの方と同様に定時に昼食をとっていません。昼食は食べないか、軽食で済ませることが多いです。
理由は、眠くなり集中力がなくなるから。
若手営業マン時代には、外回りをしていると食事の時間が不規則になりがちです。どうしても、駅の立ち食い蕎麦、ファーストフードなどで食事を済ませることになります。
早稲田大学の柴田教授によれば、人間は食事によって体内時計がリセットされるそうです。体内時計は24時間より長いため食事を取ることにより24時間周期に合わせようとします。 海外に行く際に飛行機の中で何回も食事をするのは、体内時計をリセッ トしているということのようですね。
食事が体内時計の時間を合わせてくれる働きをしているのなら、食事をとる時 間が不規則だと体内時計が狂いっぱなしということになります。 これでは、仕事に集中できません。
規則正しい時間に食事が取れないのであれば、むしろ食事をしないというほうが良いです。「空腹状態」を作ると、頭が冴え、集中力が増し、逆にパワーが出ます。
「空腹状態」の効果は、頭の高速回転や集中力が増しますし、適度な絶食はサーチュイン遺伝子を活性化させるとも言われています。詳しいことは、本コラムでは触れませんが体感する限りでは、メリットのほうが多いようです。