営業といえば、飲む機会の多い仕事と思われがちです。現役で営業マンをやっているときは、週の大半がお客様と会食ということがありましたが、営業コンサルタントとなった今では、以前に比べるとお酒を飲む機会が減りました。

酒は百薬の長と言いますが、飲みすぎては身体に良いはずがありません。

以前のクライアントさんでお酒の好きな営業取締役の方がおられました。朝まで飲んでしまい翌日の会議に出て来ない、アポイントに遅れる、二日酔いで仕事が予定通りに進まないということを繰り返し、社長から禁酒令が出ることになります。

あとでお話を聞いてみると技術者を経て営業の取締役になったこともあって、営業売り上げのプレッシャーや部下との相談ごとが重なり酒量が増えたそうです。40代までは、技術営業として飲んでも翌日の朝から営業担当者と一緒に駆け回れたのですが、50代になると無理が利かないことがわかったようです。

当人は、お酒を飲むことも仕事と思っている節があり、当初は反発をしていましたが経費として認めないという毅然とした措置を取ったところ次第に仕事にも、会社全体の売り上げにも好影響が出始めました。

営業担当も技術担当も、多かれ少なかれ、お酒を飲む機会があります。しかし、身体にも会社にも負担になるようなお酒の飲みかたは、よくありません。

一説によると成人を過ぎると脳細胞は1日20〜30万個づつ壊れていくそう ですが、アルコールはこの破壊過程を早めるそうです。その数、3倍だとか。

ほっといても1日20〜30万個づつ脳細胞が死んでいくのは仕方が無いとし て、破壊を増やすのはやめたいところです。

私は、お酒があまり顔に出ないうえに酔ってもあまり変らないので、若いときは 結構朝まで付き合うことをしていましたが、脳に良くないのでやめました。も ちろん12時を過ぎると眠くなるので会話をまともに覚えていません。これでは相手に失礼なので、「12時で帰る」という門限を決めています。

お酒を飲むことが好きな経営者のかたは、ぜひ飲む前に「深酒すると100万個脳細胞が死ぬ」と暗示をかけてみてください。もう一軒行きましょうというお誘いも断れるかもしれません。

たくさん飲まないとっておきの秘策をお教えしましょう。

「一杯数千円の高いお酒しか飲まない」ことです。