マクドナルドの凋落が一段と激しくなっているようです。8月は、昨年比で、全店売上高-25.7%、既存店売上高-25.1%、客数-16.9%、客単価-9.8%という惨憺たる結果です。外を回る機会の多い身にとっては、空き時間に仕事したいときに席がいつも空いていているのは、とてもありがたいのですが、このままでは店舗がなくなってしまうかもしれません。

色々な原因があげられておりますが、お客が誰かを見失っているというのが最大の問題だと思います。ここ数年は、テキサスバーガーなどと高級路線で客を引き付けていましたが、一時的なものではないでしょうか。本当に集めなくてはいけないお客様は誰か?

答えは、ファミリー層です。主要な利用者層の主婦に聞けば、一発で判ります。「高いから行かない」と。

マクドナルドは、昔から平日の昼間にベビーカーで入れるお店だったのです。友人の親子と入って、おやつ代わりにセットのポテトとハンバーガーを食べさせて、自分は薄味のコーヒーを飲んで会話をする。こいう層がいなくなっているのです。セットで買うよりバラで買ったほうが安いという裏技が知られていますが、メニューを出さなくなったので頼めない。セットで頼んだら、意外に高かったので足が遠のくといった悪循環が起きています。

顧客は誰か、そのサービスは顧客に理解されているか、つねに考えることが重要な販売戦略だと思います。

※最近、メニューが復活し、テレビCMがファミリー向けになっています。すでにこの問題には気付いているようですね。